■ココ、ドコ? 〜自分で考えて学び遊ぶ学校〜■
設計:和泉絵梨香
近年、学校は塀で囲まれており、入ることも子供たちの姿も見ることが出来ない。それは、外部の人が容易に入れないようにするためだろう。しかし、塀があることで閉鎖的な印象を受ける。これは山や川においても同じことが言えるのではないだろうか。地域との交流の希薄化や自然に触れ合う機会が少なくなっているのもこれが原因であるかもしれない。また、校舎は機能性を求めて、画一的な配置であることが多い。毎日同じ直線の道を通り教室に行くのは面白味がない。
小学校は、勉強をするだけでなく様々なことを学ぶ場所である。自分から地域や自然に触れ合うことで普段は学べないことが学べるのではないだろうか。本設計では、山や町に行き来しやすいようにし、自分で考えて遊び学ぶ楽しい小学校を提案したい。




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